SDGsの取り組み
海辺の森でSDGsを実践する
海辺の森では、以前からSDGsの取り組みを行なっていました。 海岸保安林であるクロマツの維持管理と、伐採対象となっているニセアカシアを
木質資源として取り扱う等といった環境保全活動と、 海辺の森の資源を活用した門松づくりやクラフト体験等は、お客様に大変喜ばれています。
また、昨年度は海岸清掃から集めた流木や建築廃材をアートに生まれ変わらせ、お客様と制作活動を行ないました。
流木を用いたアートは新潟市の芸術祭に展示された実績があります。
取り組みを継続していくことによって、海辺の森で大きな課題となっている不法投棄や、様々な環境問題についての社会的な課題を投げかけるきっかけとなってきています。
海辺の森でのアート制作と展示
アートで不法投棄の問題提起を
当会では、昨年度よりSDGsの取り組みを本格的に行っています。昨年5月には海岸清掃、7月には流木集め、9月にはアート制作プロジェクト、そして11月にはアートフェスティバルを実施しました。
新潟市の芸術祭では、流木を集めた作品を展示し、環境問題についてアートを通して考えるきっかけとなりました。
また、イベントとして継続的に実施したことで、私共のSDGsにおける取組が広く知れ渡り、Webメディア等で取り上げられました。
環境保全活動と循環について
木質資源を活用し、命として全うする
海辺の森では、広大な自然環境を有しており、常日頃からの森の管理が欠かせません。海辺の森協議会はじめ、行政と周辺企業・自治体等と共に、海辺の森環境保全活動を継続して行っています。
その中でも担い手が高齢化となってきており、保全活動を担う若手育成が喫緊の課題となっています。
また、海岸防風林であるクロマツをニセアカシアが浸食し、伐採対象となっている中、薪などの木質資源として、ニセアカシアを利活用していく動きが出てきています。
コミュニティビジネスを海辺の森で
海辺の森の資源がお客様の喜びに
海辺の森では、有志で立ち上げた任意団体であるCB南浜カンパニーが活躍しています。地元住民が中心となって、門松づくりやクラフト体験の材料に海辺の森の資源を活用する取り組みをしています。採取から販売まで、全て自分たちの手で行っており、作品等はお客様に大変喜ばれています。
また、当団体のメンバーそれぞれの生きがいを創出する場ともなっています。